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2019年7月22日 (月) 13:16 セキュリティ的に「sambaがどのバージョンのプロトコルで接続されているか?」が気になることがあるかと思います。<br/>調べまくってたけど、思い通りの答えにたどり着けなくて、結局はドキュメントを見ることになりました。<br/>なので、ここに上げておきます。
== 調べる方法 ==
下記コマンドをサーバー側で実行します<syntaxhighlight lang="bash">sudo smbstatus -b</syntaxhighlight>すると、以下の結果が得られます。<syntaxhighlight lang="bash">Samba version 4.5.16-Debian
PID Username Group Machine Protocol Version Encryption Signing
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
12171 username username xx.xx.xx.xx (ipv4:xx.xx.xx.xx:ppp) SMB3_00 - partial(HMAC-SHA256) </syntaxhighlight>今回だと「SMB3.0」で接続されているようです。<br/>(一安心www)
== 各バージョンについて ==
ドキュメントによると、各バージョンは以下の様になっているようです。
*CORE:最古のバージョン。ユーザー名の概念はありません。
*COREPLUS:効率のためにCOREを少し改良しました。
*LANMAN1: プロトコルの最初の最新版。長いファイル名のサポート
*LANMAN2:Lanman1プロトコルを更新しました。
*NT1:現在のプロトコルの最新バージョン。Windows NTによって使用されます。CIFSとして知られています。
*SMB2:SMBプロトコルの再実装 Windows Vistaおよびそれ以降のバージョンのWindowsで使用されます。SMB2にはサブプロトコルがあります。
**SMB2_02:最も初期のSMB2バージョン。
**SMB2_10:Windows 7 SMB2バージョン。
**SMB2_22:初期のWindows 8 SMB2バージョン。
**SMB2_24:Windows 8ベータ版SMB2バージョン。<br/>デフォルトでは、SMB2はSMB2_10を選択します。
*SMB3:SMB2と同じです。Windows 8で使用されます。SMB3にはサブプロトコルがあります。
**SMB3_00:Windows 8 SMB3バージョン。(ほとんどがSMB2_24と同じ)
**SMB3_02:Windows 8.1 SMB3バージョン。
**SMB3_10:初期のWindows 10テクニカルプレビューSMB3バージョン。
**SMB3_11:Windows 10テクニカルプレビューSMB3版(たぶん最終版)。<br/>デフォルトでは、SMB3はSMB3_11を選択します。
== 参考サイト ==
[https://www.samba.org/samba/docs/4.5/man-html/smbstatus.1.html smbstatus]<br/>
[https://www.samba.org/samba/docs/4.5/man-html/smb.conf.5.html smb.conf]
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