「Dropboxのインストール/ArchLinux」の版間の差分
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まずは、ドロップボックスを利用したいユーザーでsshログインします。<br/> | まずは、ドロップボックスを利用したいユーザーでsshログインします。<br/> | ||
もちろんsuしてもOKです。<br/> | もちろんsuしてもOKです。<br/> | ||
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そこから、公式サイトの通り以下のコマンドを実行します。 | そこから、公式サイトの通り以下のコマンドを実行します。 | ||
− | + | {{bc|$ cd ~ && wget -O - "https://www.dropbox.com/download?plat=lnx.x86_64" | tar xzf -}} | |
するとホームディレクトリに「.dropbox-dist」ディレクトリが作成されます。<br/> | するとホームディレクトリに「.dropbox-dist」ディレクトリが作成されます。<br/> | ||
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次に操作しやすくするためにパイソンのツールを以下のコマンドでダウンロードします。<br/> | 次に操作しやすくするためにパイソンのツールを以下のコマンドでダウンロードします。<br/> | ||
(実行権が付いていないので、実行権も付与します。) | (実行権が付いていないので、実行権も付与します。) | ||
− | + | {{bc|$ wget "https://linux.dropbox.com/packages/dropbox.py" | |
− | chmod +x ~/dropbox.py | + | # chmod +x ~/dropbox.py}} |
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+ | ここでもし、Pythonをインストールしていなかったら、以下のコマンドでインストールします。 | ||
+ | {{bc|# pacman -S python}} | ||
− | = 起動 = | + | == 起動 == |
− | == ひとまず手順通りに == | + | === ひとまず手順通りに === |
最初の起動でデーモンの登録やアカウントとのリンクをするので、公式サイトの手順通りに以下のコマンドを実行します。 | 最初の起動でデーモンの登録やアカウントとのリンクをするので、公式サイトの手順通りに以下のコマンドを実行します。 | ||
<syntaxhighlight lang="bash">~/.dropbox-dist/dropboxd</syntaxhighlight> | <syntaxhighlight lang="bash">~/.dropbox-dist/dropboxd</syntaxhighlight> | ||
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(sshの画面はメッセージは止まりますが…プロンプトに戻りません…「Ctrl+C」で抜けます) | (sshの画面はメッセージは止まりますが…プロンプトに戻りません…「Ctrl+C」で抜けます) | ||
− | == 手動で起動 == | + | === 手動で起動 === |
手動で起動する場合はツールを利用して以下のコマンドで実行します。 | 手動で起動する場合はツールを利用して以下のコマンドで実行します。 | ||
<syntaxhighlight lang="bash">~/dropbox.py start</syntaxhighlight> | <syntaxhighlight lang="bash">~/dropbox.py start</syntaxhighlight> | ||
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[https://help.dropbox.com/ja-jp/installs-integrations/desktop/linux-commands Linux で Dropbox を利用する:ソース、コマンド、リポジトリからのインストール - Dropbox ヘルプ – Dropbox ヘルプ] | [https://help.dropbox.com/ja-jp/installs-integrations/desktop/linux-commands Linux で Dropbox を利用する:ソース、コマンド、リポジトリからのインストール - Dropbox ヘルプ – Dropbox ヘルプ] | ||
− | == 特定ユーザーでバックグラウンドで自動起動 == | + | === 特定ユーザーでバックグラウンドで自動起動 === |
ここまで来れば、バックグラウンドで…しかもユーザー指定で動かしたくなります。<br/> | ここまで来れば、バックグラウンドで…しかもユーザー指定で動かしたくなります。<br/> | ||
(Debianの時は、GNOMEの自動ログインを使用していました…)<br/> | (Debianの時は、GNOMEの自動ログインを使用していました…)<br/> | ||
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ファイルの内容は以下の通りです。 | ファイルの内容は以下の通りです。 | ||
− | <syntaxhighlight lang=" | + | <syntaxhighlight lang="text">[Unit] |
Description=Dropbox Service | Description=Dropbox Service | ||
After=network-online.target | After=network-online.target | ||
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再起動しても「Active: active (exited)」と出ていればOKです。<br/> | 再起動しても「Active: active (exited)」と出ていればOKです。<br/> | ||
− | = 蛇足 = | + | == 蛇足 == |
− | == 外付けHDDに同期させる == | + | === 外付けHDDに同期させる === |
「/mnt」にマウントしたHDDに「Dropbox」ディレクトリを作成して、シンボリックリンクを張りたいと思います。<br/> | 「/mnt」にマウントしたHDDに「Dropbox」ディレクトリを作成して、シンボリックリンクを張りたいと思います。<br/> | ||
(以下Dropbox用のユーザーで作業します) | (以下Dropbox用のユーザーで作業します) | ||
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<syntaxhighlight lang="bash">systemctl start dropbox@[userid]</syntaxhighlight> | <syntaxhighlight lang="bash">systemctl start dropbox@[userid]</syntaxhighlight> | ||
− | = 参考サイト = | + | == 参考サイト == |
[https://www.dropbox.com/install?os=lnx インストール - Dropbox]<br/> | [https://www.dropbox.com/install?os=lnx インストール - Dropbox]<br/> | ||
[https://help.dropbox.com/ja-jp/installs-integrations/desktop/linux-commands Linux で Dropbox を利用する:ソース、コマンド、リポジトリからのインストール - Dropbox ヘルプ – Dropbox ヘルプ]<br/> | [https://help.dropbox.com/ja-jp/installs-integrations/desktop/linux-commands Linux で Dropbox を利用する:ソース、コマンド、リポジトリからのインストール - Dropbox ヘルプ – Dropbox ヘルプ]<br/> |
2019年12月28日 (土) 16:34時点における最新版
Dropboxをインストールします。
Debianのときに懲りたので、「nautilus-dropbox」を入れていこうと思ったのですが…
普通にDropboxの公式サイトに載っている方法で動きました(^_^;)
ここに公式サイトの内容を載せても面白くないので、CUIインストール&バックグラウンド起動までやってみようかと思います。
(Debianで挫折したやつですね…)
ダウンロード
まずは、ドロップボックスを利用したいユーザーでsshログインします。
もちろんsuしてもOKです。
そこから、公式サイトの通り以下のコマンドを実行します。
$ cd ~ && wget -O - "https://www.dropbox.com/download?plat=lnx.x86_64" | tar xzf -
するとホームディレクトリに「.dropbox-dist」ディレクトリが作成されます。
次に操作しやすくするためにパイソンのツールを以下のコマンドでダウンロードします。
(実行権が付いていないので、実行権も付与します。)
$ wget "https://linux.dropbox.com/packages/dropbox.py" # chmod +x ~/dropbox.py
ここでもし、Pythonをインストールしていなかったら、以下のコマンドでインストールします。
# pacman -S python
起動
ひとまず手順通りに
最初の起動でデーモンの登録やアカウントとのリンクをするので、公式サイトの手順通りに以下のコマンドを実行します。
~/.dropbox-dist/dropboxd
すると…以下のメッセージが出続けます。
Dropbox ...
https://www.dropbox.com/cli_link_nonce?nonce=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
パソコンからでもよいので、表示されているURLにアクセスして、ドロップボックスのユーザーIDとパスワードを入力します。
予めログインしている場合はリンクの確認画面が出るので「リンクする」をクリックします。
これで、デーモンの登録とアカウントのリンクの完了です。
(sshの画面はメッセージは止まりますが…プロンプトに戻りません…「Ctrl+C」で抜けます)
手動で起動
手動で起動する場合はツールを利用して以下のコマンドで実行します。
~/dropbox.py start
停止は以下のコマンド
~/dropbox.py stop
状態の確認は以下です。
~/dropbox.py status
その他のコマンドは以下を参照してください。
Linux で Dropbox を利用する:ソース、コマンド、リポジトリからのインストール - Dropbox ヘルプ – Dropbox ヘルプ
特定ユーザーでバックグラウンドで自動起動
ここまで来れば、バックグラウンドで…しかもユーザー指定で動かしたくなります。
(Debianの時は、GNOMEの自動ログインを使用していました…)
早速サービスファイルを作成します。
以下のコマンドでサービスファイルを作成します。
nano /etc/systemd/system/dropbox@.service
ファイルの内容は以下の通りです。
[Unit]
Description=Dropbox Service
After=network-online.target
Wants=network-online.target
[Service]
ExecStart=/home/%i/dropbox.py start
ExecReload=/home/%i/dropbox.py stop && /home/%i/dropbox.py start
ExecStop=/home/%i/dropbox.py stop
Type=oneshot
RemainAfterExit=yes
User=%i
[Install]
WantedBy=multi-user.target
ポイントはネットワーク起動後に起動しているくらいでしょうか…
「%i」はサービス起動時に「@」の後ろに記入した文字列に置き換えられます。
サービスファイルを作成したら、さっそく以下のコマンドで起動してみます。
systemctl start dropbox@[userid]
[userid]はドロップボックスで使用する(先ほどリンクした)ArchLinuxのユーザーIDに置き換えてください。
以下コマンドを実行して「Active: active (exited)」と出ていればOKです。
systemctl status dropbox@[userid]
止めるときは
systemctl stop dropbox@[userid]
です。
再起動後も有効にしたいので、以下のコマンドを実行します。
systemctl enable dropbox@[userid]
再起動しても「Active: active (exited)」と出ていればOKです。
蛇足
外付けHDDに同期させる
「/mnt」にマウントしたHDDに「Dropbox」ディレクトリを作成して、シンボリックリンクを張りたいと思います。
(以下Dropbox用のユーザーで作業します)
まずは以下のコマンドでディレクトリを作成します。
mkdir /mnt/Dropbox
念のためにサービスを停止させます。
systemctl stop dropbox@[userid]
次に、自動で作成されたホームディレクトリの「Dropbox」ディレクトリの名前を以下のコマンドで変更します。
mv ~/Dropbox ~/Dtopbox_old
シンボリックリンクを張ります。
ln -s /mnt/Dropbox ~/Dropbox
最後にサービスを起動します。
systemctl start dropbox@[userid]
参考サイト
インストール - Dropbox
Linux で Dropbox を利用する:ソース、コマンド、リポジトリからのインストール - Dropbox ヘルプ – Dropbox ヘルプ
network-online.target の有効化