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HDDのマウント

6,349 バイト追加, 2019年7月22日 (月) 12:48
ページの作成:「多く書くことはありませんが…備忘録程度に…<br/> USB接続前提です。 = 接続からフォーマットまで = サーバーの電源が落ちて…」
多く書くことはありませんが…備忘録程度に…<br/>
USB接続前提です。

= 接続からフォーマットまで =
サーバーの電源が落ちている状態で、HDDを接続します。<br/>
(本当は電源は入っている状態でも大丈夫だとは思うのですが…)

以下のコマンドで、デバイス名を確認します。
<syntaxhighlight lang="bash">fdisk -l</syntaxhighlight>

以下のように出力されます。<br/>
<syntaxhighlight lang="bash">ディスク /dev/sda: 64 GiB, 68719476736 バイト, 134217728 セクタ
ディスク型式: VBOX HARDDISK
単位: セクタ (1 * 512 = 512 バイト)
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト
ディスクラベルのタイプ: gpt
ディスク識別子: C8765795-9AA4-4641-A17A-049F98696DB4

デバイス 開始位置 終了位置 セクタ サイズ タイプ
/dev/sda1 2048 1050623 1048576 512M EFI システム
/dev/sda2 1050624 125829119 124778496 59.5G Linux ファイルシステム
/dev/sda3 125829120 134217694 8388575 4G Linux スワップ




ディスク /dev/sdb: 64 GiB, 68719476736 バイト, 134217728 セクタ
ディスク型式: HARDDISK
単位: セクタ (1 * 512 = 512 バイト)
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト</syntaxhighlight>
インストールしたHDDはsdaだったので、新しく接続したデバイス名はsdbの様です。<br/>
sdbはパーティションが作成されていないことからも、新しく接続したデバイスだと分かります。

次にパーティションを作成します。
<syntaxhighlight lang="bash">fdisk /dev/sdb</syntaxhighlight>

<syntaxhighlight lang="bash">コマンド (m でヘルプ): g
新しい GPT ディスクラベル (GUID: 4D560E95-C70A-1A43-8B44-5BEB22020D98) を作成しました。</syntaxhighlight>

<syntaxhighlight lang="bash">コマンド (m でヘルプ): n
パーティション番号 (1-128, 既定値 1):
最初のセクタ (2048-134217694, 既定値 2048):
最終セクタ, +/-セクタ番号 または +/-サイズ{K,M,G,T,P} (2048-134217694, 既定値 134217694):

新しいパーティション 1 をタイプ Linux filesystem、サイズ 64 GiB で作成しました。</syntaxhighlight>

<syntaxhighlight lang="bash">コマンド (m でヘルプ): w
パーティション情報が変更されました。
ioctl() を呼び出してパーティション情報を再読み込みします。
ディスクを同期しています。</syntaxhighlight>

これで、パーティションが作成されました。<br/>
次にフォーマットします。
<syntaxhighlight lang="bash">mkfs.ext4 /dev/sdb1</syntaxhighlight>
<syntaxhighlight lang="bash">mke2fs 1.45.2 (27-May-2019)
Creating filesystem with 16776955 4k blocks and 4194304 inodes
Filesystem UUID: 9c084004-6a82-478c-be66-023794eb46c0
Superblock backups stored on blocks:
32768, 98304, 163840, 229376, 294912, 819200, 884736, 1605632, 2654208,
4096000, 7962624, 11239424

Allocating group tables: done
Writing inode tables: done
Creating journal (65536 blocks): done
Writing superblocks and filesystem accounting information: done </syntaxhighlight>

これでext4でフォーマットされました。

= マウント =
今回は「/mnt」にマウントしたいと思います。<br/>
(予め「/mnt」ディレクトリは作成しておきます)

== コマンドでマウント ==
以下のコマンドで、「/dev/sdb1(外付けHDD)」を「/mnt」にマウントできます。
<syntaxhighlight lang="bash">mount /dev/sdb1 /mnt</syntaxhighlight>
ただし…再起動すると、マウントし直す必要があります。

== 識別値UUIDでマウント ==
先ずは以下のコマンドでUUIDを調べます。
<syntaxhighlight lang="bash">lsblk -f</syntaxhighlight>


こんな様に表示されるので、今回マウントしようとしている「sdb1」のUUDI(ここでは「9c084004-6a82-478c-be66-023794eb46c0」)を控えておきます。
<syntaxhighlight lang="bash">NAME FSTYPE LABEL UUID FSAVAIL FSUSE% MOUNTPOINT
sda
├─sda1 vfat 4927-92A5 452.5M 11% /boot
├─sda2 ext4 a52f3e56-25e8-4e82-82c9-775e066258e9 50.4G 8% /
└─sda3 swap 52bbb2eb-fc34-44c6-90be-09b49d5ad8bb [SWAP]
sdb
└─sdb1 ext4 9c084004-6a82-478c-be66-023794eb46c0
sr0</syntaxhighlight>


そしたら「nano」等のエディタで「/etc/fstab」を開き、以下の行を追記します。
<syntaxhighlight lang="bash"># /dev/sdb1(追記)
UUID=9c084004-6a82-478c-be66-023794eb46c0 /mnt ext4 defaults 0 2</syntaxhighlight>

再起動すると、反映されます。


本当にマウントされたか、dfコマンドで確認してみます。
<syntaxhighlight lang="bash">$ df
ファイルシス 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置
dev 2010524 0 2010524 0% /dev
run 2019220 724 2018496 1% /run
/dev/sda2 61147980 5144952 52867184 9% /
tmpfs 2019220 0 2019220 0% /dev/shm
tmpfs 2019220 0 2019220 0% /sys/fs/cgroup
tmpfs 2019220 56 2019164 1% /tmp
/dev/sda1 523248 59932 463316 12% /boot
/dev/sdb1 65792536 53272 62367492 1% /mnt
tmpfs 403844 1180 402664 1% /run/user/120
tmpfs 403844 0 403844 0% /run/user/1000</syntaxhighlight>

「/dev/sdb1」が「/mnt」にマウントされていることが確認できます。

= アンマウント =
こちらは簡単で、以下のコマンドでアンマウントできます。
<syntaxhighlight lang="bash">umount /mnt</syntaxhighlight>

= 参考サイト =
[https://wiki.archlinux.jp/index.php/%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%88 マウント - ArchWiki]<br/>

[[Category:ArchLinux]]
[[Category:mount]]