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X11vnc/ArchLinux

2,575 バイト除去, 2019年7月26日 (金) 14:42
Dropboxをインストールします。<br/>
Debianのときに懲りたので、「nautilus-dropbox」を入れていこうと思ったのですが…<br/>
普通にDropboxの公式サイトに載っている方法で動きました(^_^;)= x11vncインストール =以下のコマンドを実行して、x11vncをインストールします。<syntaxhighlight lang="bash">pacman -S x11vnc<br/syntaxhighlight>
ここに公式サイトの内容を載せても面白くないので、CUIインストール&バックグラウンド起動までやってみようかと思います。= x11vncのパスワード設定 =誰でもつなげられるのはセキュリティ的に問題なので、パスワードを設定します。<syntaxhighlight lang="bash">x11vnc -storepasswd</syntaxhighlight><syntaxhighlight lang="text">Enter VNC password: Verify password: Write password to /home/user/.vnc/passwd? [y]/n yPassword written to: /home/user/.vnc/passwd</syntaxhighlight>上記の例ではホームディレクトリに保存していますが、別のディレクトリでも構いません。<br/>(Debianで挫折したやつですね…)別のディレクトリに保存した場合は、起動コマンドを見直してください。
= ダウンロード ログイン画面からvnc =まずは、ドロップボックスを利用したいユーザーでsshログインします。普通に使用するとログインしないとvncは使用できない?のですが…<br/>もちろんsuしてもOKです。<br/>ログイン画面からvncで接続できるようにしてみます。
== gdmの場合 ==
ディスプレイマネージャにgdmを使用している場合です。
そこから、公式サイトの通り以下のコマンドを実行します。=== gdmの設定変更 ===GNOMEでWaylandを使用している場合は、Waylandを無効化する必要があります。<br/>以下のファイルを編集して、Waylandを無効化します。<syntaxhighlight lang="bash">cd ~ && wget -O - "https:nano /etc/www.dropbox.comgdm/download?plat=lnxcustom.x86_64" | tar xzf -conf</syntaxhighlight>するとホームディレクトリに「.dropbox-dist」ディレクトリが作成されます。<br/>
【修正前】
<syntaxhighlight lang="text">#WaylandEnable=false</syntaxhighlight>
【修正後】
<syntaxhighlight lang="text">WaylandEnable=false</syntaxhighlight>
次に操作しやすくするためにパイソンのツールを以下のコマンドでダウンロードします。<br/>
(実行権が付いていないので、実行権も付与します。)
<syntaxhighlight lang="bash">wget "https://linux.dropbox.com/packages/dropbox.py"
chmod +x ~/dropbox.py</syntaxhighlight>
= 起動 === ひとまず手順通りに ==最初の起動でデーモンの登録やアカウントとのリンクをするので、公式サイトの手順通りに以下のコマンドを実行します。<syntaxhighlight lang="bash">~/.dropbox-dist/dropboxd</syntaxhighlight>編集後は再起動かgdmサービスのreloadをしてください。
すると…以下のメッセージが出続けます。=== x11vncの起動 ===以下のコマンドを実行して、x11vncを起動します。<br/>環境によって設定内容が異なるので、多少見直してください。<syntaxhighlight lang="textbash"> Dropbox ...httpssudo x11vnc -auth /run/user/120/gdm/Xauthority -display :0 -rfbauth /home/[userid]/www.dropbox.comvnc/cli_link_nonce?noncepasswd -forever -noxdamage -xkb -wf -cursor most -fixscreen V=10 -fixscreen C=XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX10 -loop</syntaxhighlight>
パソコンからでもよいので、表示されているURLにアクセスして、ドロップボックスのユーザーIDとパスワードを入力します。で…vncで接続してログインすると画面が真っ黒になる…<br/>予めログインしている場合はリンクの確認画面が出るので「リンクする」をクリックします。調べたところログイン後はDisplay:1になるとのこと…<br/>なので、一旦「Ctrl+C」でx11vncを終了させて、改めて以下のコマンドを実行してvncでつなぎなおします。<syntaxhighlight lang="bash">x11vnc -display :1</syntaxhighlight>
ちなみにポート番号は5900番のまま見たいです…<br/>
つなぎ直す必要があるのは面倒ですね…
これで、デーモンの登録とアカウントのリンクの完了です。== LightDMの場合 ==試しに、ディスプレイマネージャをLightDMに切り替えてvncしてみました。<br/>以下のコマンドを実行して、x11vncを起動します。<br/>(sshの画面はメッセージは止まりますが…プロンプトに戻りません…「Ctrl+C」で抜けます)gdmの時と同様に、環境によって設定内容が異なるので、多少見直してください。<syntaxhighlight lang="bash">sudo x11vnc -auth /var/lib/lightdm/.Xauthority -display :0 -rfbauth /home/[userid]/.vnc/passwd -forever -noxdamage -xkb -wf -cursor most -fixscreen V=10 -fixscreen C=10 -loop</syntaxhighlight>
== 手動で起動 ==手動で起動する場合はツールを利用して以下のコマンドで実行します。<syntaxhighlight lang="bash">~/dropbox.py start</syntaxhighlight>こちらの場合はつなぎ直す必要は無いようです。
停止は以下のコマンド<syntaxhighlight lang="bash">~/dropbox.py stop</syntaxhighlight> 状態の確認は以下です。<syntaxhighlight lang経験したトラブル ="bash">~/dropbox.py status</syntaxhighlight> その他のコマンドは以下を参照してください。<br/>[https://help.dropbox.com/ja-jp/installs-integrations/desktop/linux-commands Linux で Dropbox を利用する:ソース、コマンド、リポジトリからのインストール - Dropbox ヘルプ – Dropbox ヘルプ] == 特定ユーザーでバックグラウンドで自動起動 MAC error ==ここまで来れば、バックグラウンドで…しかもユーザー指定で動かしたくなります。<br/>(Debianの時は、GNOMEの自動ログインを使用していました…)<br/>  早速サービスファイルを作成します。<br/>以下のコマンドでサービスファイルを作成します。<syntaxhighlight lang="bash">nano /etc/systemd/system/dropbox@.service</syntaxhighlight> ファイルの内容は以下の通りです。ジャーナルに以下のメッセージを出力してVNCが切断される事象が発生しました。<syntaxhighlight lang="text"pre>archlinux sshd[Unit1108]Description=Dropbox ServiceAfter=network-online.targetWants=network-online.target [Service]ExecStart=/home/%i/dropbox.py startExecReload=/home/%i/dropbox.py stop && /home/%i/dropbox.py startExecStop=/home/%i/dropbox.py stopType=oneshotRemainAfterExit=yesUser=%i [Install]WantedBy=multi-user.target</syntaxhighlight> ポイントはネットワーク起動後に起動しているくらいでしょうか…<br/>「%i」はサービス起動時に「@」の後ろに記入した文字列に置き換えられます。<br/> サービスファイルを作成したら、さっそく以下のコマンドで起動してみます。<syntaxhighlight lang="bash">systemctl start dropbox@[userid]</syntaxhighlight>[userid]はドロップボックスで使用する(先ほどリンクした)ArchLinuxのユーザーIDに置き換えてください。 以下コマンドを実行して「Active: active (exited)」と出ていればOKです。<syntaxhighlight lang="bash">systemctl status dropbox@[userid]</syntaxhighlight> 止めるときは<syntaxhighlight lang="bash">systemctl stop dropbox@[userid]</syntaxhighlight>です。 再起動後も有効にしたいので、以下のコマンドを実行します。<syntaxhighlight lang="bash">systemctl enable dropbox@[userid]</syntaxhighlight> 再起動しても「Activeerror: Received disconnect from x:x:x:x:x:x:x:x port 56413:1: active (exited)」と出ていればOKです。MAC Error<br/pre= 蛇足 === 外付けHDDに同期させる ==「/mnt」にマウントしたHDDに「Dropbox」ディレクトリを作成して、シンボリックリンクを張りたいと思います。何となく色の関係かなと思って、VNCViewerの色の数を少なくしたらひとまず発生しなくなりました…。<br/>(以下Dropbox用のユーザーで作業します)  まずは以下のコマンドでディレクトリを作成します。<syntaxhighlight lang="bash">mkdir /mnt/Dropbox</syntaxhighlight> 念のためにサービスを停止させます。<syntaxhighlight lang="bash">systemctl stop dropbox@[userid]</syntaxhighlight> 次に、自動で作成されたホームディレクトリの「Dropbox」ディレクトリの名前を以下のコマンドで変更します。<syntaxhighlight lang="bash">mv ~/Dropbox ~/Dtopbox_old</syntaxhighlight> シンボリックリンクを張ります。<syntaxhighlight lang="bash">ln -s /mnt/Dropbox ~/Dropbox</syntaxhighlight> 最後にサービスを起動します。<syntaxhighlight lang="bash">systemctl start dropbox@[userid]</syntaxhighlight>(これが正しい対処なのかは不明です…)
= 参考サイト =
[https://wwwwiki.dropboxarchlinux.comjp/index.php/install?os=lnx インストール X11vnc X11vnc - DropboxArchWiki]<br/>[httpshttp://helpossan-engineer.dropboxblogspot.com/ja-jp2017/installs-integrations01/desktop/linux-commands Linux で Dropbox を利用する:ソース、コマンド、リポジトリからのインストール - Dropbox ヘルプ – Dropbox ヘルプ]<br/>[httpsx11vncxvfbxdummyvirtualgl.html おっさんエンジニアの実験室://wiki.archlinux.jp/index.php/Netctl#network-online.target_.E3.81.AE.E6.9C.89.E5.8A.B9.E5.8C.96 network-online.target の有効化x11vnc、Xvfb、Xdummy、VirtualGLの使いこごち]<br/>
[[Category:ArchLinux]]
[[Category:Dropboxx11vnc]]{{DISPLAYTITLE:x11vnc/ArchLinux}}

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