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X11ポートフォワード

184 バイト追加, 2019年9月10日 (火) 14:34
編集の要約なし
ご注意願います…
== クライアントの設定変更 ==
先ずはsshの設定を変更します。<br/>
nano等のエディタで「/etc/ssh/sshd_config」を以下の様に編集します。
【変更前】
<syntaxhighlight lang="bashtext"start="84" highlight="2,4-6" line>#AllowAgentForwarding yes
#AllowTcpForwarding yes
#GatewayPorts no
#X11Forwarding no
#X11DisplayOffset 10
#X11UseLocalhost yes
#PermitTTY yes</syntaxhighlight>
【変更後】
<syntaxhighlight lang="bashtext"start="84" highlight="2,4-6" line>#AllowAgentForwarding yes
AllowTcpForwarding yes
#GatewayPorts no
X11Forwarding yes
X11DisplayOffset 10
X11UseLocalhost yes
#PermitTTY yes</syntaxhighlight>
次に、x11forwordingに必要なパッケージをインストールします。<br/>
再起動している間に、サーバー側の設定をします。
== サーバーの設定 ==
今回はXサーバーとして「VcXsrv」を使用します。<br/>
インストール方法は[https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1812/06/news040.html こちら]を参照してください。<br/>
後はデフォルトのままで問題ありません。
== xeyesの起動 ==
ターミナルソフトからArchLinuxにログインします。<br/>
確認のため以下のコマンドを実行してください。
どうでしょう?Windows上に目玉が出てくれば成功です。
== デスクトップまるごとx11forwording ==
今度はデスクトップまるごとx11forwordingしてみます。<br/>
セッションを開始するコマンドを実行すれば、デスクトップを持ってこれます。
=== LXDEの場合 ===
まずは軽量なデスクトップ環境(LXDE)を使用します。<br/>
クライアント側で作業してください。<br/>
==== LXDEのインストール ====
以下のコマンドを実行して、LXDEをインストールします。<br/>
(「じゃあ、初めっからGNOMEなんて入れないで、LXDEにすれば良いじゃん!」というツッコミは無しで…)
<syntaxhighlight lang="bash">pacman -S lxde</syntaxhighlight>
==== 実行 ====
以下のコマンドを実行すれば、デスクトップまるごと持ってこれます。
<syntaxhighlight lang="bash">lxsession</syntaxhighlight>
簡単でした…
=== GNOMEの場合 ======= Xorgセッションの場合 ====
以下のコマンドで、デスクトップまるごと持ってこれます。
<syntaxhighlight lang="bash">gnome-session</syntaxhighlight>
==== Classicセッションの場合 ====
以下のコマンドで、デスクトップまるごと持ってこれます。
<syntaxhighlight lang="bash">export XDG_CURRENT_DESKTOP=GNOME-Classic:GNOME
exec gnome-session --session=gnome-classic</syntaxhighlight>
=== 見た目が… ===
見た目があれで扱いづらい場合は、VcXservの設定を見直してみてください。<br/>
うまくやれば、以下の様に表示できます。<br/>
[[ファイル:archlinux-x11for-001.png | 400px]]
== 参考サイト ==
[https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1812/06/news040.html WSL上にXサーバをインストールしてGUIを実現する(VcXsrv編):Tech TIPS - @IT]<br/>
[https://wiki.archlinux.jp/index.php/Secure_Shell#X11_.E3.83.95.E3.82.A9.E3.83.AF.E3.83.BC.E3.83.87.E3.82.A3.E3.83.B3.E3.82.B0 Secure Shell - ArchWiki]<br/>